反抗期真っ盛りのはやぽんと悩めるお父ちゃんのブログです


by kuronunnun
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伊豆ヶ岳東尾根

伊豆ヶ岳というのは
登山を趣味として初めて登った山
山頂に辿り着いたあの時の感動は今でも鮮明に蘇る

山って面白いな!

以来何度登ったことだろう

そして今回は東尾根というバリエーション
あの時の感動に匹敵する何かが得られるだろうか?

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今回の山旅ロガー
西吾野駅から峠を一つ越えて、下久通という集落に入り少し上を見上げながら歩くと目に入るのが琴平神社
ここを目印に取り付き、あとはひたすら山頂を目指せばいい
踏み跡もそこそこあるので歩きやすい
何でここが一般道ではないのか。。。そんな疑問が湧いてくる
駅からのアクセスだって悪くないし
ところどころでちょっとした急登があるものの、この程度ならばつづら折りにして回避できるだろうに。。。
歩き始めはそんなことを考えていたのだけれど
このルートがバリエーションな理由は最後になって判明するのだった

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取り付きの目標はこの神社の鳥居
集落の上の方を見ながら歩いていると見えてくる
取り付きは民家の脇を抜けていくのだけど少々分かりづらい。。。

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鳥居の先を登った尾根に小さな神社がありここから東尾根が始まる
見ての通り気持ちよさそうな尾根道
お参りをして意気揚々と歩き始めたのだけど。。。

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右下の赤矢印の通り取り付いて尾根を伊豆ヶ岳を目指してひたすら歩けばいいのだけど
歩きながら地図を見つつ周りの地形を見つつ。。。
これ、山頂から下って歩くのだったら絶対に神社に辿り着かない自信がある。。。
だってこの支尾根の数、半端ないじゃない?
星マークが間違えやすいポイント、紫矢印が本命、緑矢印は行ってはいけない方向
このポイントは地図を見てではなく、実際に歩いて「ヤバイ」と思ったところ

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ヤバそうなポイントを下り方面振り返っての写真を何枚か。。。

まず最初
左にまっすぐ行っちゃうでしょ?
手前の切り株のところを右に下りていくのが正解

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踏み跡が濃いので右に行きそうな雰囲気はあるけど
でも向こうにピンクテープが見えない?
テープに気を取られて直進しちゃいそうな可能性大

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手前の杭を見落とせば絶対に直進する
ここも右に行かなければならない

こうして写真に撮っているのは、帰りもここを通ろうと思ったから
だから杭のような目印を収めていたのだけど
何も情報が無い状態でここに来たら果たして。。。
ここで立ち止まり疑問に感じコンパスを取り出していただろうか?
しかし今回、これらの場所を再び通ることは無かった

なぜならば

噂に聞いていた頂上直下の崖があまりにも危険だったから!

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赤線が予定のコース
青が実際に歩いたコース
相当巻いているのがお分かりかな

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まずはこの斜面
地形図でいうと「ヶ」の辺り
もちろん直登を試みたけど、手前から3本目くらいの木で絶対に無理だと悟る
写真では分かりづらいけど、相当な角度で滑ったらあっという間に下まで行ってしまうだろう
地形図で等高線はそれほど広くないから行けるはずが、ありえない傾斜の出現に、これは地形図が間違っていると思わざるを得ない現実
上の地形図のAとBの等高線の間隔は同じはずなのだ
それくらいの傾斜
地形図は100%信用してはならない
間違っている可能性もアリ、それを判断できる感覚を養うことが重要なのだろう

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青線が赤線に交わる付近
左からの尾根に乗るようにして登ってみる
直登よりだいぶマシ
ホッと一息。。。

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直登したら登ってくるであろう場所から覗いてみる
あー、やっぱり写真だと分からないけど、下りるのには勇気と根性が必要だ
巻いて下りる判断が出来るかどうかも疑問だ
下りのおれはどうしたであろうか。。。

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そして核心部
空の感じからして、その先は確実に頂上
しかし傾斜が半端ない
今さっきの傾斜を凌ぐかも
さらにここを直登するしかないという事実。。。

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おぉ!
トラロープ、ありがたや
使わないとキツイ。。。

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木に掴まればどうにか。。。なのに、ここは木が無い
そろりそろり。。。
落ち葉で滑る恐怖!

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あ!
標識発見!
いつも見ている標識の裏に出てくるのだ

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どうにか登頂
なんか打ちのめされた顔だなw

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歩いてきた尾根
それほどの距離じゃないのに長かったような。。。

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登ってきたルートを覗いてみる。。。

無理。。。
下りられない。。。
悔しいけど往復で戻ることはできない
恐らく、懸垂下降を使わなければならないのだろう
素で下りるのは危険極まりない

まずはロープを買おう。。。
バリにはロープが必須だということを思い知る


目標はピストンで下山、支尾根を確認して歩くことだったから喜び半分悔しさ半分
それでも地図読みもバリ技術も、考えることが多く収穫はあったから今回はヨシとしようか
それにしても、1000mに満たない低山でこんなにも難しい体験が出来るなんて、バリエーションというのはなんて面白いのだろう
ますます虜になりそうだ

さて次回はどこに行くかな
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# by kuronunnun | 2015-01-22 00:39
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山頂にある石像さん
記念にツーショット(^^♪
やっほい

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裏側を見たら「明治十五年」!!
133年前!!
これは失礼ことを。。。
再建って書いてあるから初代の石像さんはいったいいつの頃なのか。。。
ずっとこの山を見守っていたのだろうね

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ひーひー言いながらこの森の中から出てきた
休憩中の人が居たらびっくりするだろうなw

さて進むべきはさっきの石像さんの後ろの方
方向を右に90度ターン

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A地点が石像さんのいる頂上
A地点からB地点までの区間はユル過ぎる一般道
気を抜くことができたのは思えばここだけだったかも。。。

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B地点
行くべき方向は手書きの部分
あれ?ちょっと様子が。。。
嫌な予感

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Bの緑ライン
なんと壁みたいな急登
赤の矢印の方向にひたすら直登
しかも盛大な木の根と雪付の岩
先ほどの山頂手前の急登はやわらかい土と落ち葉でズブズブ滑り落ちる感じだったが
これは木の根、岩、雪の三大要素がミックスしており、手は常にどこかに引っかけていないとツルッと行きそうで怖い。。。

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下は見ない。。。
見てはいけない。。。

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さっきまで居た鐘ヶ嶽
って、眺める余裕はないよw

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Bの緑ラインの終わり部分
登ってきた方向を振り返る
ようやく尾根の突端に到達
下りに使う場合、分かりづらいね

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そのまま右を向くと分かりやすい尾根が伸びている
道標なんて無いから絶対にコッチに行っちゃうよね
これがメインルートでそのまま下山コース、登ってきたルートは鐘ヶ嶽へのバイパスルートのようだ
こういうのに気付くかどうかは経験なんだろうな

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動物の踏み跡?
何なのか。。。ちょっと怖い感じ

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C地点
再び大きな尾根と合流

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ここは道標がしっかりしていて下りでも迷うことは無いだろう

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その合流してきた方向からの踏み跡
ついさっき、ここを通過したもの?
しばらくはこの踏み跡とランデブー
一番乗りじゃないことはチト悔しいな

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道標に盛んに記されていた見晴台

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キレットな場所
雪が載っていると緊張するね

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C地点の先の674ピーク

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674ピークの辺りを見晴らし広場というらしい
これから歩く尾根が全部見える!

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D地点の手前の鞍部をすり鉢広場という
道標は右が先ほどの見晴らし広場、左手前にキャンプ場とある
しかしそのキャンプ場方向はどう見ても廃道
地図を見てみると、ここから沢に下りて沢沿いに行くとキャンプ場は確かに存在する
どうやらかつてはキャンプ場から見晴らし広場までのルートは整備されていたらしいが
場所柄、来る人はまばらで自然に廃道になってしまったのか
道標だけはやたらきれいなのが印象的

ちなみに進む方向は左奥

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トラロープがありがたいと思ったのは初めてかもw
雪が無ければなんてことないのに。。。
ロープを頼りに途中まで、そこからロープを掴みながら左にエイヤッとトラバースして木の根に着地
ちょっとヒヤヒヤもの。。。

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D地点の先の778mピーク
ちょっと分かりにくい道標
進むべきは奥に見える杭の方向
右は来た方向
左は。。。

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行き止まり! 行ってはいけない看板!
ここもさっきのすり鉢広場の分岐と同じで廃道になってしまったようだ
地図で見ると確かにこの尾根を下るとキャンプ場が存在するのだ

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おや!これは!
久々の一般道だ
大山三峰の尾根と合流

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入ってはいけないロープ
おれにはバリな方はコチラです(^^♪にみえるw
バリルートはここまで。。。

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しばらく一緒だった踏み跡もさっきの分岐で右に逸れ、大山に向かう先の道にはトレースは無し
気持ちいい!!

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大山もいよいよ近づいてきたように思えるけど
ここまで4時間以上
予定ではもう到着しているつもりだったのに。。。
やはり、一筋縄ではいかないね

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稜線の吹き溜まりでは足首くらいまで潜る
ウキウキする感触

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こうして見ると雪山だね

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F地点で昼食
最近はカップラーメンばっかりだなw
早くて楽なんだけどね

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御前山と大岳山が見えた!
自宅からも見える山だから嬉しいな

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電線がリフトっぽく見えてスキー場みたいな景色

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山頂直下
さすがに大勢の人が歩いているので圧雪のぐちゃぐちゃ
下って来る人はみんなアイゼンを装着していた
おれは意地でもつけないぞ

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疲れた~
スタートから5時間40分。。。
大山に登るってこんなに大変だったのね
正月二日とあって初詣の登山者が大勢いる中、あのコースを歩いたのはおれだけに違いないと思うととても誇らしく思える
おれ、よく頑張ったw
本日のゴールはここ
あとはちょいちょい下るだけですもん。。。オマケだわ
帰りは神社方面は確実に混むので蓑毛に下山

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ちゃんと初詣をしましたよ
今年も良い山に登れますように。。。

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オマケ
面白い道標 その1
お肌スベスベの湯w それって重要な情報かw

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面白い道標 その2
やたらかわいい道標

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海老名駅から大山
歩いた稜線が全部見えて感動!
感慨深いものだな


こうして今年の登り初めは完了
初っ端からこんな濃いものになるとは思わなかった
もっと緩いはずだったんだけどなw
今年はバリエーションに拘って山を歩きたいと思う

そしてこれを書いている今、すでに今年2本目のバリが完了
打ちのめされる出来事が!
近日公開予定!!
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# by kuronunnun | 2015-01-05 20:13
明けましておめでとうございます。
バリエーションばかりになってしまった山行
周りにこのような山行スタイルの仲間は多くないから、どうしても手さぐりでやっていくしかなく
それに役立ちそうな書物を読み、山行ではトライアンドエラーの繰り返し
エキスパートになれるか分からないけど自分なりのスタイルが確立できればと思う
そういう一年にしたいな

ということで
登り初めもバリエーションでスタート

丹沢の大山周辺には膨大な数のルートが潜んでおり
前回の奥多摩にも引けを取らずのバリエーションワンダーランドなのだ
その中で選んだのは大山の北東に位置し宮ケ瀬の手前にある鐘ヶ嶽という山
今回は別所温泉というところから取り付き、北から立ち上がってくる尾根に乗り鐘ヶ嶽を目指す。
そこから尾根伝いに大山まで歩いてしまう行程
参考にしたのはバイブル、松浦本
そして地形図で見る限りルートが記されていないのは鐘ヶ嶽までのルートで
その先は記されていたからバリエーションの距離も短いし、グレードも低そうだから物足りないかな?
なんて思っていたら見事に裏切られたこのルート
大山三峰の尾根に出るまでは全く気が抜けないじゃないか!
松浦本、さすが!

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山旅ロガーの素のスクリーンショットだと分かりにくいので
頑張って加工してみたよ
雰囲気がつかめるといいのだけど。。。
が、こんなのが限界。。。
なので噂のカシミールを導入しなければならないな

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別所温泉入口というバス停で降り
目の前のコンビニで食料調達、キジ撃ちを済ませ8時にスタート
前日の元旦は午後から雪が降って、案の定丹沢の山は真っ白になっていた

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ちょっと積り過ぎではw
凍っているかもしれないという不安もよぎる

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でもこんなきれいなのを見ちゃうと心は躍っちゃうよね

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目印の電柱「煤ヶ谷125」
地形図のA地点
ここが取り付き

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標識があれば普通の登山口であろうくらい分かりやすい
よーく見渡せば整備されたルートが見つかる

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ちゃんと階段まで作られていて、ホントにバリエーション?
作業道にしては立派過ぎるし。。。
ちょっと拍子抜けw
ずっとこんなんじゃないよね?
と思ったら、尾根の手前で踏み跡だけになる
少しはバリらしくなってきた?

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スタートから25分で何の苦労も無く鐘ヶ嶽北尾根に出た
ウォーミングアップにはちょうどいいかな
B地点、鐘ヶ嶽方面
振り返ると踏み跡らしきものが付いていて、きっとそのまま尾根伝いに続いているのだろう(紫の点線)
しかし、雪に薄っすらと覆われていて踏み跡は判別しづらいな

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江の島が眩しい!

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都心方面

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東丹沢の前衛、仏果山方面

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右奥の方に第一関門の鐘ヶ嶽が見えてきた
すぐ近くな気もするけれど。。。

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B地点とC地点の間の矢印の横に小さなピークが書かれているのが分かるかな?
それがここ
こういうのが分かると地図読みは楽しいのだ

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本日のゴール、大山
あんな小さい。。。

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420ピークの手前
太陽と重なって眩しい!

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420ピーク、地形図のC地点
ちゃんとした名前があるらしく、ヤマレコにも載っていたけど失念
山名を記す標識が掛かっていた跡はあったけど落ちたかな?
雪に埋もれて不明
ここまでおよそ1時間、順調かな

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鐘ヶ嶽も大きくなってきた

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時々現れる鹿柵
人が通れるよう扉があるけれど
尾根伝いに設置されている場合、尾根の右を行けばいいのか左を行けばいいのか悩む
今回はくぐって左側を。。。

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その先は植林になっていて。。。
えいやっ!って突っ込んで行ったら程なく別の鹿柵に通せんぼされていて行き止まり

アウト~

しょうがなく扉まで戻ってやり直しw
こればかりは偉大な地形図もコンパスも役に立たないのね

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気を取り直して進んだその先にイヤな感じの登りが現れる
倒木と落ち葉に積もった半端な雪が容易に登らせてくれない
凍結していないだけ良しと思うべきか
大した距離じゃないけど今回で一番しんどかった区間(地形図の緑色の線のところ)
今の時期、絶対に下りで使いたくないね

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振り返るとこんな感じ

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息も絶え絶えでようやく斜面は緩やかに
しかしまたしても鹿柵が!
横切っているのでためらいも無く侵入するのだが
なんと今度は鍵付きじゃないか!

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この鍵がクセ者で
縦に通っている針金を縫って、鍵代わりの木の枝を通さなきゃいけないので、上手くやらないとロックできないのだ
軸方向にグルグルと。。。って、なんでこんなことで頭を悩まさなきゃいかんのよw
今まで出会った鹿柵で一番の強敵

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鹿柵を越えると一転して平和な山稜
取り付き直後の整備された道が現れる
頂上付近によくある散策路か?
どこから来てどこに向かうのか判然としない
もちろん地図には載っていない。。。
どちらかといえば作業道なのか?
これから頂上に向かうのに道は横に延びている
道を信じるか、地図とコンパスを信じるか
おれは後者を取った
直登魂炸裂! 登れ!

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頂上。。。と思ったら何もなく
しかし地図を見ると頂上は平坦で長い形をしており、今辿り着いたのはその端っこ。。。とすると
コンパスが指している森の方向に本当の頂上があるはず!
進め!

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あ!標柱!
おれはシャバに戻ってきたぜw
前回のヒルメシクイノタワの標柱を発見した時と同じ感覚
なんとも言えない堪らない感じが好き

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頂上!
第一関門到着!
右方向から一般登山者がゆったり登ってくる
おはようございますと挨拶
まさかおれが変な方向から登ってきたなんて露にも思わないだろう
ココロのなかでウヘヘって笑ってしまった

スタートから1時間40分
この調子と予想した道の感じから昼には大山に到着すると踏んでいた
が!
この目の前にある呑気な一般道は幻だったと思うくらいの
バリルートと呼んでも差し支えない道が待ち構えていたのだ

つづく!
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# by kuronunnun | 2015-01-04 12:03
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やっぱ寒い。。。
いつもながらここの風は冷たいね

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お馴染み、御前山と大岳山
自宅の玄関を開けるといつも見える山
今日はいつもの裏側から眺めている
右側の尾根は帰り道の榧ノ木(かやのき)尾根

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手前の山頂が崩れているのが日蔭名栗峰
このピークからヤケト尾根というバリルートが伸びている

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石尾根を下る
一般道は整備されていて開けて歩きやすい
バリの広い尾根は不安この上ない

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鷹ノ巣の頂上は寒すぎて休憩には適さず
どこか風がよけられる場所を探しながら歩いていたら
おあつらえ向きな切り株を発見
ようやくの休憩にしばしマッタリ。。。
あ~、昼寝してぇな~

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バツ印がお昼休憩の切り株
赤い矢印が帰りのルートだ
青の矢印は??

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石尾根に別れを告げ、標識の榧ノ木山の先、倉戸山に向かう

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再び狭い尾根道
面白くないのは一般道だから?
念のために地図を確認するけど、なんか空しい

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何でもない標識が現れる
しかしよく見ると方向を示す板の下に何かが取り付いている

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答えはコレ
進入禁止のクサリが掛かっているのが見えるかな?
標識の下の何かは、かつてコチラ方面の標識が付いていた跡
さっきの地図のA地点
この先は鷹ノ巣山の中腹を巻いて奥集落へと続いている
調べてみるとあくまでも作業道として機能しているようであるが一応歩いて行けるらしい
しかしクサリをしているという事はそれなりの理由はあるのかもしれない

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これが奥集落
6月に浅間尾根経由で降りてきたときのもの
集落が見えてきたので麓かと思ったら、中腹のとんでもない傾斜地に家が張り付いており、峰谷のバス停までは更に下らなければならなかった
このような集落は廃村の憂き目にあうイメージだが、廃れた雰囲気は全くなくある程度の人の気配はあったから、ここが廃村になってしまうことはしばらくは無いだろう
言っておくが、ここは東京都だ!
凄いことだと思う

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さて
しばらく歩くと再び標識
これもまた切り取られた跡が。。。

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榧ノ木山を過ぎてすぐの分岐
予定ならここを右に。。。
下りのバリルートを行くはずだった
地図を見ての通り、たくさんの尾根が分岐しており絶対に悩み迷う自信があったから、時間が迫っている今日は勢いでここを突破すべきじゃないのは明白だ
悔しいけど次回への宿題だ

破線にはなっているけど立派なバリルート
地形図で確認すると、緑の矢印のように間違えそうなポイントが沢山ある
棒ノ嶺で間違えた尾根の分岐みたいのが沢山あるイメージ。。。
でも勉強にはなるんだよ
逆の登りで使うと尾根の一本道で、尾根に出るまでを慎重に行けばそれほど難しくないと思われるが、逆の場合は難しさが2段階も3段階も上がる
だから地図読みには良いトレーニングになったはずなんだよね

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イイ感じで下ってる。。。行きたかった。。。
ちなみにこの尾根はノボリ尾根という
取り付きから尾根に出るまでがエライ急登らしいのだ
さっきのヒルメシクイノタワ手前の急登がずっと続く感じなのかな
これを下りで使った場合。。。
果たして無事に下りられたものか。。。
一度、登りで使って確認すべきかな?

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そして広すぎる尾根を倉戸山に向けて下りていく
なんかヤケクソ気味で
落ち葉たっぷりの尾根を
「うっひょう~~!!」って叫びながら加速していく
だから調子に乗りすぎたかもしれないな
気が付くと広葉樹林の広い尾根は突然終わりを迎え、急激に細くなったその先は植林帯の急降下
明らかにおかしい。。。
だってここは一応一般道だぜ
バリなら不思議ではない光景かも知れないけど
目印の赤テープもいつの間にか見えなくなっている。。。

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A地点から左に折れて方角を南東に向きを修正しなければならない
しかし目の前は急激に落ち込んでいる、コンパスは南を指している
そう、A地点を行き過ぎてB地点辺りに来てしまっているのかもしれない
しまった~、どこまで登り返すのか。。。
念のために付近を探索。。。
すると
赤テープが落ちているのを発見!
あれ?
まだルート上に居る?
更に探索すると、踏み跡っぽいものは尾根の真ん中から左に巻いていくように続いている
しかも尾根からは大きく外れていない!
もう一度考える
そうすると、間違っていないとすればまだA地点ではないか?
コンパスを南東に修正するのはもう少し先
今は南を指していてもいいのだ
僅かに巻くだけなのだ
実際に少し歩くとやがて尾根は右に離れていった

うっかりミス。。。な話であるが
落ち着いて歩いていればこんな悩む状況は無かったはず
一般道ではあるけれど、油断すればこういう事も起こるんだという一例になってしまった
気をつけねば。。。

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「とても遠いです」
どっと疲れるような文句w

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奥多摩湖が見えてきた
日はかなり傾いてきている
かなりギリギリ。。。
急がなきゃ

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急に明るくなり集落に出た
ついにゴールだ
たぶんバリルートだったらヤバかったろうな
あとで知ったのだけど今日は冬至だったのか
こんな日にロングはやっちゃいけないねw

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ゴルゴ14がお出迎え
今日も見張りご苦労様です!
あまり近づくと撃たれそうだったのでそそくさと退散w

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いきなりバスに乗っている写真
倉戸口のバス停に着いたら、1分もしないうちにバスが到着!
なんて運が良いのだろうね
今日のご褒美だな


やはりバリエーションは面白い
もちろん勉強になるし、発見や想像が必ずある
次回への山行にも夢が膨らむのだ
今回の奥多摩周辺にはバリルートがたくさん存在し、まさにワンダーランドなのである
様々な組み合わせが出来るから楽しみは膨大にある
今年はこれで登り納めだけど、しばらくは地形図を見てニヤニャする日が続きそうだ

次回は年明けに丹沢方面に出没予定
これもまた楽しみなのだ
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# by kuronunnun | 2014-12-28 00:11
見たかったアレがあるのが
鞘口(さやくち)のクビレ
なんてことはないコルだけど。。。

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遭難碑

どう思う?

シンプルな言葉だけど
グサリと胸を貫かれたよ

・・・自分もまた一個の生命であることに気づいた時、「生きててよかった」と思えるのです・・・

                             永田 仁志 

      昭和59年3月16日  巳ノ戸谷にて遭難

深すぎて全部は分からないけど。。。
山を歩くようになって、生きること、死ぬことを身近に感じ考えるようになって
それってどういう事かなって、でも結局永遠に答えが見いだせないのかも知れないのだけど
この言葉に導いてくれるヒントのようなものが表されている気がする

残念ながら永田さんはこの近くの巳ノ戸谷で雪崩にあって遭難してしまった
この言葉は生前の日記か何かから引用したのであろう
おれと同じように生きるだ死ぬだを考えながら歩いていたのかな
自分なりの答えを導き出していた永田さんは死の間際に何を思ったのだろう。。。

合掌。。。



もう一つのアレ

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前篇の最後の写真をもう一度
手前に遭難碑
そして。。。
何となく分かったらマニアな人だろう

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ほら、どうだ
進行方向右側

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さらにどうだ
進行方向左後ろ

道が見えないか?

踏み跡があるのは進行方向のみ
こんな場所で踏み跡がない道なんて廃道に決まっているでしょうが!

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A地点が現在地の鞘口のクビレ
バツ印方向が看板のある方、ハテナ方向はもう一方

まず看板の方向
かつてはC地点、石尾根の巳ノ戸のクビレというところに通じていたが崩落により廃道化
そして反対側、これもかつてB地点の稲村岩に突き上げる登山道の取り付きから分岐し、沢沿いにこの鞘口のクビレまで通じていたという
この二本は稲村岩尾根ルートほどの急登ではないから、かつてのメインルートではなかったか?
その昔はこのルートで鷹ノ巣山をショートカットし雲取山に向かう登山者が大勢いたのかもしれない
このルートで登ったという先輩諸氏に話を聞くことが出来たらと思う
さすがにバツ印の崩落部分は歩くことは困難であるが、B地点から鞘口のクビレまでは歩いている人がいるようで、機会があればここも踏破してみたい
それこそ本格的なバリエーションなんだろうね
そして廃道探索。。。うふふ

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後ろ髪を引かれる思いで出発
ここにはまた来ることになるであろう

さて積雪しているのですよ
難儀するほどではないけど、この先の急登が気になる
アイゼンはまだいらない

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足跡
八丁山の手前で見かけた足跡の主と同一人物のものだと思う
そしてたぶん鹿であろう足跡も仲良く付いている
どちらが真似をしてトレースしたのかなw

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奥の2つのピークのうち、左側がヒルメシクイノタワ方面
もう少しのはずなんだけど。。。

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あれれ、急登すぎやしませんか?
例の足跡はまだ確認できるし、コンパスもコッチに行けと言っている
登るしかないよね。。。
迷うな、行け!

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こう見えて踏むべき場所は凍っている!
しまった、アイゼン着けておけばよかった
この急登ではもはや装着できるような広い場所は無し
幸いなことに木の根が沢山張り出していて、これを掴みながら四つん這いで登る
結構な高低差である
落ちたら洒落にならん

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はぁっ! あれはもしや、ヒルメシクイノタワの標柱じゃないか!
キターー!

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おぉ!
やったぜ!
ようやく一般道と合流
見慣れた標柱に感動

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ここで軽アイゼン登場
久々の装着なのだ
直前に会社のベルトサンダーで歯をゴリゴリ磨いたので食いつきが最高!
ザクザクと氷に食い込むのだ
滑るってナンデスカw

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鷹ノ巣山の標柱が見えてくる瞬間がとても好き
みんなも好きでしょ?

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ハロー、富士山!

東日原のバス停から出発して4時間ちょっと
純粋に稲村岩尾根だけであれば3時間だから1時間余計に掛かってしまった
そして現時刻は13時
この時刻でここに居るのはやはり遅い気がする
冬至のこの日、16時までに下山しないと危険
少なくとも8時前にはスタートしたかったけど公共交通機関を利用するとこれが目一杯。。。

この後、下りもバリエーションを行く予定だったけど
この調子だとバリで迷ってしまい日没。。。なんてことになりかねない
残念だけどこの先は一般道で下山だな

それにしても腹減ったw

つづく。。。続いちゃうのかっ!
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# by kuronunnun | 2014-12-26 21:11